SEEE(エスイー)グランドアンカー工法
SEEE(エスイー)グランドアンカー工法は、タイブルアンカーの主索であるテンドン材がJISに規定されている低リラクゼーション材の7本及び19本よりのPC鋼より線を用い、7本よりPC鋼より線はさらに7本により合わせている。よって、アンカー設計荷重Td=157~1,008kN/本(16~102tf/本)に対応できる種類となっている。
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特長
- テンドンはフレキシブルな構造であり、二重防食加工が施されており、耐久性に極めて優れている。
- 圧縮型アンカーの特性により、安定した力学性状を示す。・・・グラウト材は全長にわたって圧縮力を受けるため、グラウト材にテンションクラックが発生しない。地盤内のせん断抵抗力が大きい。引張特性・クリープ特性が安定する。繰返し荷重に対して安定。
- 定着具がネジ式であるため、定着が確実である。また、再緊張・除荷といったメンテナンスも容易である。
- アンカー部材は工場にて製作・組立を行うため高品質を確保できる。
- 現場での防食加工がなく、省力化が図れる。